袋井市公式ブログ「どまんなかからこんにちは！」

なにやら、みなさんで餃子を手作りされていますね。
おいしそう！

突然ですが、みなさんは“春節”という言葉を聞いたことはありますか？
近年では、テレビにも取り上げられているのでご存じの方も多いかもしれませんね。

今回は、そんな“春節”にちなんだお話です。

春節とは、中華圏で最も伝統的な祝日であり「旧暦のお正月」のことだそうです。
今年は1 月 28 日が春節にあたるそうです。

しかし日本では平日にあたることも多く、在日の中華圏の方は仕事や学業があり帰国が難しいそうです。
そのため静岡理工科大学の留学生が中心となり春節を祝う新年会を企画！
連携協定を結ぶ袋井市が、中国の SNS 「 Wechat( ウィーチャット ) 」で情報を発信すると、近隣に住む中華圏の方 約30名が市内中華料理店に集まりました。

新年会に先立ち、水餃子作りに挑戦！
みなさん、皮から手作りされていますね。
さすが本場の水餃子!！

ちなみに水餃子は、春節に中国北方で食べられる代表的な食べ物で、大晦日「除夕」から家族が集まって作るそうです。
その形が元宝（中国の昔の貨幣）に似ており縁起が良いとされているとのこと。
日本ではお正月にはお雑煮やおせちを食べたりしますが、中華圏では水餃子なんですね！

その後、新年会を開始。
静岡理工科大学教授の十朱寧（とあけやすし）さんが新年の挨拶をし、「 このイベントを通じて、より多くの華人が互いに交流を強化する機会としてほしい」とコメント。
浜松市で働いているご夫婦は、「今年の春節は仕事があり、帰国できなくて少し残念でしたが、今回のイベントで旧友と再会し、非常に幸せな新年の雰囲気を感じることができました」とのことでした。

「袋井華人春節祭」は大成功ですね！
運営した留学生も、来年度以降も開催していきたいと意欲的だったそうです。
普段は日本文化にかこまれて生活を送る在日の中華圏のみなさんですが、ぜひ故郷の文化も大切にし続けていってほしいですね。

最後にご紹介！
ウィーチャットの袋井市公式アカウントは、昨年９月に運用を開始し、市の観光名所や生活に役に立つ情報を中国語で発信しています。
中国のＳＮＳに関心がある方、ぜひ見てみてくださいね！