「地域を豊かにする商業政策とは?」~第3回 袋井市産業経済懇話会を開催しました!

カテゴリー │まちづくり産業

こんにちは、シティプロモーション室の毒島です!パンダ

袋井市産業経済懇話会では5回シリーズで、袋井市の現在の産業・経済の現状分析を重ねた上で、市民生活の基盤となる安定した雇用環境の維持、市民の所得向上など、中長期的な視点で産業のあり方を議論しています。

第3回のテーマは「地域を豊かにする商業政策とは」。電球
約70人の聴講者が集まりました。

第1部のゲストスピーカーによる基調講演では、玉川大学経営学部国際経営学科 准教授 神谷渉 氏を講師に迎え、「変化する米国小売業から読み解く日本の流通小売業のこれから」と題してお話しいただきました。マイク

「地域を豊かにする商業政策とは?」~第3回 袋井市産業経済懇話会を開催しました!

初めに、変化する米国小売業の現状と、消費をリードする米国の若者の動向について分析。本
「米国の商業施設では、ネットの普及など潮流の変化に対応できているか否かで二極化が進んでいる。」など、これからの日本の流通小売業における、ネットとリアル(店舗)の融合の方向性についてお話がありました。

第2部パネルディスカッションでは、懇話会メンバーに神谷渉氏を加えた7名により議論を行いました。フフフ

テーマは「健康文化都市をリードする流通小売業の機能と未来を探る」。電球
コーディネーターは西野勝明 氏(静岡県立大学特任教授)が務めました。

「地域を豊かにする商業政策とは?」~第3回 袋井市産業経済懇話会を開催しました!

神谷氏のほか、パネリストは以下の通りです。(敬称略)
北井 渉  (㈱三菱総合研究所主席研究員)
高木 昭三 (磐田信用金庫会長)
豊田 富士雄(豊田肥料㈱代表取締役社長)
中村 憲司 (㈱大和コンピューター代表取締役)
原田 英之 (袋井市長)

論点①:基調講演における米国と日本の流通小売業の今後のトレンドを踏まえ、本地域におけるリアル(実)店舗の果たす役割や業態の新陳代謝の方向性、市民の生活圏で見た際に、広域視点で商業機能の立地はどうあるべきか。

論点②:袋井市では、スーパー・コンビニ・ホームセンターなど日常使いの商業機能が一定程度立地している中、今後、中長期的な視点で、"袋井が目指す健康文化都市"の実現に寄与する、袋井の持つべき商業機能は何か。

パネリストからは、
「『市民の暮らしの向上』を中心に置き、どのようなサービスがあればよいのか、例えば地元の店舗によるサービスが必要なのか宅配がよいのか、地元ならではの強みを作っていく地消地産を目指したらどうか。」
「集まることに価値がある時代。ショッピングモールと住居・リゾート施設といった機能の複合化など、物販だけでなく人が集まる機能が重要となる。」
「これからは、住む場所と買い物ができる場所は近ければ近いほどいい。歩いて行ける商業圏の充実を図ることが重要。」
「人手不足を背景に、日本でも店舗の無人化に向けた取組が進んでいる。先行する米国や中国での進化を見据える必要がある。」
などの意見が出されました。太陽

第4回懇話会は4月16日(月)、農業分野についてです。双葉
詳しくは、市のホームページをごらんください。↓
http://www.city.fukuroi.shizuoka.jp/kurashi/soshiki/04/02/1498719405451.html

今回は私たちにもとても身近なテーマでしたね。おすまし
ネット通販は便利で私もよく利用しますが、リアルな店舗もなくなったら困りますよね。汗
居心地のいい素敵なお店が増えてくれたらうれしいですねハート



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