~災害時に1人でも多くの命を救うために~医療救護研修会を開催しました!

袋井市シティプロモーション

2018年01月10日 16:58

こんにちは、シティプロモーション室の毒島です!

12月17日(日)に袋井東小学校で、医療従事者や地域住民を対象として、災害時の救護所における医療救護研修会を開催しました。



地震などの大規模災害が発生した場合、多くの負傷者が出ることが予想されます。
袋井市では、応急手当やトリアージなどを行う「救護所」を市内7つの公共施設に設置し、医療救護活動を行うこととしています。



トリアージの実施方法についての講義・実習、
応急手当の方法や救護所へ搬送する優先度の判断などの講義のあと、模擬訓練を行いました。

今回は袋井東救護所管内を対象として、医療従事者や地域住民による自主防災隊、災害時看護ボランティアなど104人が参加しました。

患者役を決め、まずは自主防災隊が救助と応急手当をし、救護所まで運びます。



救護所では医師がトリアージを実施し、必要に応じて処置をして病院へ搬送します。



頭や脚にけがをした患者さんがいますね。
作り物の傷と分かっていても、少しドキドキします

袋井東二地区自主連合防災隊の田中利宏隊長は、
「災害はいつ起きるかわからない。大規模災害に備えるために、
今回の研修で学んだことを活かし、地域で防災対策に取り組んで行きたい。」
と話しました。

参加者からは、
「災害時には、指揮命令系統の確立が重要であると実感した。」
「応急手当や搬送の役割分担の指示を誰がするのか、また業務の分担の仕方が難しいことが分かった。」
「傷病者を搬送する際の、優先度の判断が難しかった。
いざという時に対処できるように、地域でも訓練をしていきたい。」
などの感想がありました。

実際にやってみないと分からない問題点や難しさがあると思います。
災害時に1人でも多くの命を救うためには、日ごろからの訓練が大切ですね

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